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空は青く高く、風は涼やか。秋晴れ続くこのごろですね。
こんないい日和を逃しちゃなんね、というわけで自転車をクルマに積み、一人半田市へと向かったのでした。
一人きりで知多半島道路を走るのは初めてで、運転に自信のない私は合流のたびにドキドキしてしまいました。自転車でクルマの横走るのも負けないくらい危ないんでしょうけど。
スタートは半田運動公園。昼12時40分出発。
晴れって気持ちいいです。さあ走るぞー!って元気が湧いてきます。
進路を東へ。
まずは新美南吉の養家。4才のとき実母が亡くなった南吉は、8才のとき母の実家に養子に出されたそうで、そのおうちがいまも残っています。
戸口が開けっ放しで自由に入れるのですが、暗いし、あまりにも昭和初期の佇まいそのまますぎて、雰囲気が怖くて足を踏み入れられませんでした。私って意気地なし…。
さらに東へ進みます。
お次は新美南吉記念館。
ここよかった!たった210円で、新美南吉の世界にたっぷり浸れます。
(なんと企画展だけなら無料です。)図書室もあって、南吉の絵本などが読み放題です。「手袋を買いに」はどうしても息子と重ねてしまいますね…(照)。
午前中に来ていればもっとゆっくり展示を見れたのに!半日しかないので時間が気になって、流し読みになってしまい残念でした。
童話の森の遊歩道も割愛。今日はサイクリングがメインですからね。また次来た時にとっておきます。
さらにさらに東へ走ります。
こちらは新美南吉の生家です。ここは養家とくらべて明るく、きれいに整備されていて(養家が汚かったわけではありません、念のため)、意気地なしの私でも入ることができました。天井が低くて、土間があって、こちらもいかにも昭和初期の建物です。
南吉はここで父、継母、弟と一緒に住んでたそうです。母の違う弟とも仲が良かったらしいです。ところが前述のように8才で養子に出され、いきなり祖母との二人暮しに。さみしさのあまり半年で帰ってきたそうですが、そりゃそうですよね、まだ子供ですもん。
おもしろいのは半地下(?)の勝手場に下りることができること。狭いんですけど、竈の前に立つと「ここでご飯つくってたんだなあ」ってすごく実感できちゃいますよ。勝手場のすぐ横に部屋があって、ここでみんなでご飯食べたのかなあ、とか思ったり。在りし日の新美家の姿を勝手に想像して楽しんでました。
続く