敬愛するエーリッヒ・ケストナーの名作「飛ぶ教室」より名前を拝借。Das fliegende Blog 、略して「飛ぶログ(?)」。
成田けいの他愛もない日常をぽつりぽつりと綴ってみます。記事の内容と掲載日時は必ずしも、というかほとんど合致しませんので、ご了承くださいませ。
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いま読んでる本 「折りたたみ自転車で行くドイツロマンチック街道ひとり旅」
自転車旅行が趣味、とか言いながら実は年に1、2回しか行けてない。しかも一泊とか日帰りとかそんな長さ。芝居で時間がないせいだ。
あーときどき遠くに漕ぎ出したくなる。
ドイツには2回行ったことがある。しかしロマンチック街道には行かなかった。ドイツを訪れる日本人観光客で、あえてロマンチック街道をはずす人はそうそういないだろう。そのうちの一人が私。
ドイツ語の先生が「ロマンチック街道は観光化されすぎていてイマイチですね」と言っていたので、はなから選択肢に入れなかった。ある意味純真だ。ケストナーの故郷ドレスデンに絶対行きたかったし、音楽好きの友人はウィーン(ここはオーストリアですが)に行きたがったりして、他に行きたいところはいっぱいあったし。
で、この本。
まだ半分しか読んでないけど、この本を読んでるとドイツを自転車で旅してる気持ちになる。行ったことないのに心はロマンチックです。そして胸がうずうずしてくる。
なまじドイツの風景を知ってるだけに、目の前に流れる景色が浮かんでくるのです。麦畑の中を疾走して、飛び込み宿で疲れを癒し、うまいビールとヴルストで活力を補給する。そしてまた次の街へ自転車を走らす…。あ~やりたい!!
絶対やります、いつかやりますとも。きっとそのときためにロマンチック街道は取っておかれたのでしょう。そうに違いない。
その日を夢見つつ、いまは秋公演の稽古で愛車ほったらかしの日々を送る私。いかんなあ、たまにはかまってあげなくちゃ。
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