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土曜日、1日で芝居を3つ見た。
一つ目は「総合学園ヒューマンアカデミー名古屋校パフォーミングアーツカレッジ第一期生進級公演」…タイトル長っ。
うちの主宰鹿目由紀と、ハニィポッドでお世話になった平塚さんの書き下ろし作品二つが同時に見れるということで、北文化まで行ってきました。
1本目は鹿目の「真夜中、成仏相談所」。あおきりみかんの「つかずはなれず」を思い出させる元気でちょいベタなドタバタ霊界コメディ。
オープニングダンスでなんだか恥ずかしくなって一人赤面してしまった。初期のあおきりみかんを髣髴とさせるテンションに昔の自分を見てるようで…。あのがむしゃらな気持ち、どこに忘れてきてしまったのかしら。いや、忘れたんじゃなくて上手に出し入れができるようになった、と信じたい。
生徒のみなさんが楽しく演じているのが伝わってきて、こちらも嬉しい気持ちになりました。台本も予想通りおもしろかったし、最後はちょっとじーんと来てしまって。いいね芝居って。
2本目は平塚さんの「ヨシボーの行方」。これがおもしろかったんす!
ハニィポッドでお世話になっていながら失礼なんですけど、いままで見た平塚さんの作品は私には「む、ムツカシイ~(泣)」だったんです。ちゃんと理解できたのは紙芝居「ハニィポッドサイドカーに乗って」くらいで…。まぁそれはひとえに私のおつむが悪いからなんですけど。テヘ。
で、今回の作品。わかる!私にもわかる~♪そして次々展開していく一見不条理なシーンが最後にはつながって…気持ちいいっ。セリフもすごくツボついてるし、生徒のみなさんもあてがきかしらと思うくらい役にはまっていて。やはり平塚さんは才能のある方でした(溜め息)。
この2本で500円て!超超超お得でした。いやあ、いいもん見た☆
2つ目は「廃校/366.0」。前日譚(メガチカ)の方。
メガチカの集大成、と書いてあったとおり、いままで見たメガチカ作品のセオリーや手法がふんだんに使われていたかと。いろんな人が出ては入って入っては出て、その会話の中で関係性や背景が少しずつ見えていく…ていう。残念なのは集大成なだけに(?)、新しさがなかったことかな。特に、「主役の降板という危機をアッと驚く手法で乗り越える」みたいなことがチラシに書いてあったのに、見てみたら…あれそれ連続リーディングでやってましたよね?て思っちゃったこと。そこ、期待してたのにな。
大道具、良かった!特に始まりの風、とそれに揺れる布。いまから起こるドラマを予感させてくれて、ワクワクします。こういうのメガチカさんはすごく上手だなと思う。ただこれも残念なのは、降らしの雪。なぜ白とどピンクの2色を使っちゃったかな。おかげでラストシーンが紅白の梅にしか見えなかった。桜なら薄ピンク一色にしてほしかったな。あ、机の上に散らしてあった花びらも大きすぎてとても桜には見えなかった。桜はこの作品の中でとても重要なモチーフなのだから、もっと本物らしくあってほしかったですね。
役者さんはみなさん個性的でお上手だったのですが、特に良かったのは高野くん。実は彼は大学の演劇部の後輩にあたるんですが(時期はかぶってない)、失礼ながらいままできちんと拝見する機会がなく、今回初めてがっつり見ました。なんていうか、演技がメガチカさんに合ってるんじゃないかな、と思いました。目線とか表情とか細かく演じているように見えたので…。
感想、レポーター招待していただいたのでなるべく客観的に書こうと思ったんですが…ありゃそうでもないですね。
今後もメガチカさんには期待しています。あ、後日譚の方は、後日書きますー。
3つ目は「セニョールズ公演 セニョールエレ浜 エレガント浜田のSHOW」。
これは…詳しいことはここでは書けません!が、たっぷり浜ちゃん尽くしの世界に浸って来ました!
チラシそのまんまの、すっ裸に腰バナナの浜ちゃん…輝いてました。浜ちゃんにはいつまでも若く美しい変態王子でいてほしいです~。
というわけで公演3つ(作品は4つ)をハシゴした忙しい一日でした。ちゃんちゃん。