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ここ最近ブログが書けない…。なんでみんなあんなに毎日ちゃんと書けるんだ?稽古が佳境に入ると私はもう疲れてしまって書く元気が出ないんですけどぉ。
きっと書くことで元気になるんだろうなあ。私は一個一個を真剣に書いてしまうタイプなので無理だ…。
で、久しぶりに書きます。
先日、と言ってももう3週間くらい前のことになってしまったけど。
タバコを吸った。
タバコを吸ったことは過去に唯一一回一本だけ。
それは、私が芝居を始める時に、当時所属していた大学の文学研究会の飲み会でのこと。
「女優になるならタバコくらい吸えなきゃ。そういうシーンもあるかもよ」と、喫煙メンバーみんなで吸い方を教授してくれたのだ。
「まずタバコは左手に持つ。なぜって右手でライター持つでしょ?」
「はい!」
「火をつけるときは吸いながら。吸わないと火つかないから」
「はい!!」
吸ってる人には当たり前すぎることなんですけど、吸わない私には新鮮なことばかりでした。
そのときレクチャーされたことが8年の時を越えて演技に活かされているのです。ありがとう、みんな!
でも実は、ネオシーダーが手に入ったので本番はズルさせてもらうつもりなんですけどね。
だってゴホゴホしちゃうんだもん。まだまだ不良にゃなれんです。
前を通るたびずっと気になっていたスペイン料理の店に入った。
稽古が長引いて予定より1時間遅れて終了。その後夕飯を食べに行ったら、たまたまちょうどフラメンコショーの日だった!でももうほとんど終わりに近くて15分ほどしか見れず、かなり残念。
ちょっとだけど、見たときに踊っていた人はその場にいたダンサーの中で多分一番うまい人で、その情熱的なダンスに圧倒されてしまった。なんたって、終わってテーブルにあいさつに来てくれるまで、スペイン人だと思い込んでいたくらい。てっきり本場の人だと思っていたら流暢な日本語で話しかけてくるじゃないの。よく見りゃ確かに日本人。派手な化粧と美しい顔立ちのせいだけでなく、彼女のダンスには本当にスペインのパッションを感じた。オーレ、スペイン!
次は稽古のない日に早くから行って、パエリアとサングリアを味わいながら、たっぷりフラメンコを楽しみたいと思う。オフにやりたいことがまた一つ増えてしまった。
いま読んでる本 「折りたたみ自転車で行くドイツロマンチック街道ひとり旅」
自転車旅行が趣味、とか言いながら実は年に1、2回しか行けてない。しかも一泊とか日帰りとかそんな長さ。芝居で時間がないせいだ。
あーときどき遠くに漕ぎ出したくなる。
ドイツには2回行ったことがある。しかしロマンチック街道には行かなかった。ドイツを訪れる日本人観光客で、あえてロマンチック街道をはずす人はそうそういないだろう。そのうちの一人が私。
ドイツ語の先生が「ロマンチック街道は観光化されすぎていてイマイチですね」と言っていたので、はなから選択肢に入れなかった。ある意味純真だ。ケストナーの故郷ドレスデンに絶対行きたかったし、音楽好きの友人はウィーン(ここはオーストリアですが)に行きたがったりして、他に行きたいところはいっぱいあったし。
で、この本。
まだ半分しか読んでないけど、この本を読んでるとドイツを自転車で旅してる気持ちになる。行ったことないのに心はロマンチックです。そして胸がうずうずしてくる。
なまじドイツの風景を知ってるだけに、目の前に流れる景色が浮かんでくるのです。麦畑の中を疾走して、飛び込み宿で疲れを癒し、うまいビールとヴルストで活力を補給する。そしてまた次の街へ自転車を走らす…。あ~やりたい!!
絶対やります、いつかやりますとも。きっとそのときためにロマンチック街道は取っておかれたのでしょう。そうに違いない。
その日を夢見つつ、いまは秋公演の稽古で愛車ほったらかしの日々を送る私。いかんなあ、たまにはかまってあげなくちゃ。