敬愛するエーリッヒ・ケストナーの名作「飛ぶ教室」より名前を拝借。Das fliegende Blog 、略して「飛ぶログ(?)」。
成田けいの他愛もない日常をぽつりぽつりと綴ってみます。記事の内容と掲載日時は必ずしも、というかほとんど合致しませんので、ご了承くださいませ。
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翌朝、二人で朝食をいただきましたが、長男はお腹がまだすいてないみたいで食べず。
ロビーでなんとなく過ごしていたら、宿のおばあちゃんが残ったお米でおにぎりを作ってくれました。時間が経ったのもあり、パクパクと食べていました。
「このくらいの子はこういうのがいいんだよね、うちの孫もそうだった」と言ってました。確かに、同じ米でも茶碗についだものよりおにぎりのほうが、子供はどんどん口に入っていきますよね。
そのあと、宿の方と少し話して、(一応)ボランティアしてきたんですとか、あの日のことも聞いてみたりしました。いま眼下に見える海面がこの玄関まで上がってきました、ということを聞いて、「大変でしたね」としか言えなかったです。そんな自分がなんだか情けなかったです。
宿を後にして、海岸沿いを車で走りました。津波の被害のあった場所を見ておかないと、来た意味というか、恐ろしさがわからないだろうと思って。
でも、まさに復興中というか、重機が入って整備されている最中の場所ばかりで、知ってなかったら津波があったなんて思えない景色でした。
道に車を停めて、防波堤を息子と歩いて、海につきでているとこまで行ってみました。
釣り人が意外とたくさんいて、じーと魚がかかるのを待っている。のどかです。
そのそばを息子がテクテクと歩いていく。これまたのどかです。
あの日海に飲まれ場所なのに、そこに日常がすでにあることが不思議でした。
天災が去ったらひとはまた戻る、だから、備えつづけなくちゃいけないんだと思いました。
行きは空路でしたが、帰りは航路です。
港まで送ってくれたレンタカー屋のおねえさんが、若いのに子供がいて、まだ小さいけど私働くのが好きだからまた働きに出たんです、という話を聞いてすごく応援したいと思いました。正社員じゃないから給料から保育料引いたらたいして残らないけど、それでも働いていたいからって。
働くのが好きってすばらしいです。もしかしたらご主人やご実家はいい顔しなかったかもしれない。すくなくとも、もろ手をあげて歓迎ということはなかったでしょう。でも大人として「働くのが好き」「社会人でいたい」という気持ちは大切だと思うのです。もちろん家事育児も立派な仕事だと思っています。無償ですが、社会に必要な「労働」に違いありません。
人には得意不得意があって、どこでどう輝けるかは人それぞれ違うので、男は外、女は内、と振り分けるのは本当に意味のないことだと思います。育児は女性がメイン(男性はサブ)で担って当然、と思われがちですが、早く北欧のように日本も夫婦ツートップで子育てする社会になってほしいものですね。
フェリーでは個室を取ったので、とても快適に過ごせました。子連れですからね、他のお客様に迷惑はかけられませんから。
ホテルのようにきれいな部屋に心ウキウキ。そこを陣地に、船の中や甲板を探検。飽きたら部屋に戻ってテレビを見て、「パンが焼きあがりました♪」の放送に飛び出て、美味しいパンをゲット。
海を見ながら食べたりして楽しかったです。
小さい子供は新幹線や飛行機に2時間乗せるより、船で1日過ごすほうが楽ですね。自由に歩けるし、屋外と屋内があるので、気分も変わるようです。
船酔い、息子はへっちゃらだったのですが、私はすこーし酔ってしまいました。吐くほどではないのですが、つわりだった時期を思い出しました。昔乗ったときはなんともなかったので、やはり年齢のせいでしょうか。いつからかジェットコースターも酔うんですよねえ。
無事、港に着いて、このボランティア旅もおしまい。
長男は何か感じてくれたのでしょうか。とりあえず行ったということが記憶に残ったらいいな。
次はいつか、次男も連れて行きたいです。確か、行きの空港で約束しましたから…。
ロビーでなんとなく過ごしていたら、宿のおばあちゃんが残ったお米でおにぎりを作ってくれました。時間が経ったのもあり、パクパクと食べていました。
「このくらいの子はこういうのがいいんだよね、うちの孫もそうだった」と言ってました。確かに、同じ米でも茶碗についだものよりおにぎりのほうが、子供はどんどん口に入っていきますよね。
そのあと、宿の方と少し話して、(一応)ボランティアしてきたんですとか、あの日のことも聞いてみたりしました。いま眼下に見える海面がこの玄関まで上がってきました、ということを聞いて、「大変でしたね」としか言えなかったです。そんな自分がなんだか情けなかったです。
宿を後にして、海岸沿いを車で走りました。津波の被害のあった場所を見ておかないと、来た意味というか、恐ろしさがわからないだろうと思って。
でも、まさに復興中というか、重機が入って整備されている最中の場所ばかりで、知ってなかったら津波があったなんて思えない景色でした。
道に車を停めて、防波堤を息子と歩いて、海につきでているとこまで行ってみました。
釣り人が意外とたくさんいて、じーと魚がかかるのを待っている。のどかです。
そのそばを息子がテクテクと歩いていく。これまたのどかです。
あの日海に飲まれ場所なのに、そこに日常がすでにあることが不思議でした。
天災が去ったらひとはまた戻る、だから、備えつづけなくちゃいけないんだと思いました。
行きは空路でしたが、帰りは航路です。
港まで送ってくれたレンタカー屋のおねえさんが、若いのに子供がいて、まだ小さいけど私働くのが好きだからまた働きに出たんです、という話を聞いてすごく応援したいと思いました。正社員じゃないから給料から保育料引いたらたいして残らないけど、それでも働いていたいからって。
働くのが好きってすばらしいです。もしかしたらご主人やご実家はいい顔しなかったかもしれない。すくなくとも、もろ手をあげて歓迎ということはなかったでしょう。でも大人として「働くのが好き」「社会人でいたい」という気持ちは大切だと思うのです。もちろん家事育児も立派な仕事だと思っています。無償ですが、社会に必要な「労働」に違いありません。
人には得意不得意があって、どこでどう輝けるかは人それぞれ違うので、男は外、女は内、と振り分けるのは本当に意味のないことだと思います。育児は女性がメイン(男性はサブ)で担って当然、と思われがちですが、早く北欧のように日本も夫婦ツートップで子育てする社会になってほしいものですね。
フェリーでは個室を取ったので、とても快適に過ごせました。子連れですからね、他のお客様に迷惑はかけられませんから。
ホテルのようにきれいな部屋に心ウキウキ。そこを陣地に、船の中や甲板を探検。飽きたら部屋に戻ってテレビを見て、「パンが焼きあがりました♪」の放送に飛び出て、美味しいパンをゲット。
海を見ながら食べたりして楽しかったです。
小さい子供は新幹線や飛行機に2時間乗せるより、船で1日過ごすほうが楽ですね。自由に歩けるし、屋外と屋内があるので、気分も変わるようです。
船酔い、息子はへっちゃらだったのですが、私はすこーし酔ってしまいました。吐くほどではないのですが、つわりだった時期を思い出しました。昔乗ったときはなんともなかったので、やはり年齢のせいでしょうか。いつからかジェットコースターも酔うんですよねえ。
無事、港に着いて、このボランティア旅もおしまい。
長男は何か感じてくれたのでしょうか。とりあえず行ったということが記憶に残ったらいいな。
次はいつか、次男も連れて行きたいです。確か、行きの空港で約束しましたから…。
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