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  敬愛するエーリッヒ・ケストナーの名作「飛ぶ教室」より名前を拝借。Das fliegende Blog 、略して「飛ぶログ(?)」。 成田けいの他愛もない日常をぽつりぽつりと綴ってみます。記事の内容と掲載日時は必ずしも、というかほとんど合致しませんので、ご了承くださいませ。
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東京公演はハードスケジュールだった。07-06-09_17-07.jpg
この年で往復夜行バスなんてするもんじゃない。
しかも慣れない受付スタッフ、しかもしかも劇団員として仕切らねばならぬというプレッシャー。
「あおきりみかんの受付は大変」と痛いほど耳にしていたけれど、ああこういうことか、と思うこと満載。
いつも手伝ってくれる常連スタッフさんのおかげでなんとかなったけど、私は流れていく時間と仕事にずっとオロオロしていた。楽日はお昼ごはんを食べる暇もなかったくらい余裕がなかった。
そんな中、どうにも頭と心がパンクしそうだったので、事前にネットで見つけて気になっていた中国茶カフェに一人で行ってみた。一人でしんみりとしたかったのだ。
劇場からすぐ近くのそのカフェはビルの2階にあり、入口はとても小さい。階段を上ったらびっくり。入ってみた部屋もとっても小さくて、8畳くらいの空間に店員さんが一人ちょこんと座っている。お客さんはパラパラと5人くらい。席が少ないから、繁盛しているようにみえる。
店内はおしゃれで、窓が大きいせいかビルの1室なのに明るい。その窓に惹かれて窓際のはしっこに座った。一人静かにお茶を飲むのにはよさそう。入って正解、と内心ガッツポーズ。
そこは変わったシステムで、メニューは数種類の中国茶のみ、料金は一律1500円。ちょっと高い気がするけれど、お茶請けがつくし、おかわりは何杯でもできるから、誰かとずっとおしゃべりしていたいときにすごくいい。
誰かと…ずっとおしゃべり…いまの私と真反対のシチュエーションだ。一人で、しかも30分以内には戻らねばならないのだ。もももったいない。
迷ってる時間がなかったので店のおねーさんのオススメを飲んでみた。名前忘れちゃった、仏という字がついていたんだけど。「いまのお客様の感じですと…」と言って選んでくれたので、私のギリギリ感を察して仏のような穏やかな心になれるお茶を選んでくれたのかもしれない。
あったかいお茶はいいな。何かが溶けてく感じがします。このお茶も優しい味と香がして、時間がないのに3杯は飲んだ。
居心地のいい、誰かの部屋のような、そんなワンルームカフェだった。
次の公演も同じ劇場のようなので、またぜひ来ようと思う。そのときは誰かとだらだら茶が出なくなるまでおしゃべりしたい。…うーん無理かー。

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