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  敬愛するエーリッヒ・ケストナーの名作「飛ぶ教室」より名前を拝借。Das fliegende Blog 、略して「飛ぶログ(?)」。 成田けいの他愛もない日常をぽつりぽつりと綴ってみます。記事の内容と掲載日時は必ずしも、というかほとんど合致しませんので、ご了承くださいませ。
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4780fc90jpegとうとう来たぜ伊勢神宮(外宮)!1日目の目的地に到着!(まだこの話1日目かよ。)
着いたのは午後4時ごろ。いいペースだったんでないかい?

←入口の鳥居前。の橋にて。


さっそくお宮参り開始!

受け売りですが、伊勢神宮は正式には外宮→内宮という順序で参拝しないといけないらしいです。どちらかだけは「片参り」といってNGらしいです。うーん、いままで何度も片参ってしまったなあ。
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                                    おおーここが本殿…。→


旅の無事を祈願しました。明日もありますからね。
安全で楽しい旅になること、それが1番の願いです。

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←太古の音に耳を傾けるユカイ。聞こえなかったそうですが。





さてさてやっと前半の行程は終了。あとはゆっくり体を休めるだけ。
宿を目指してケッタは進む、そして明日へと冒険は続く。




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ユカイのブレーキも直って、さあレッツゴー!ここからは橋を超え、川沿いのほとんど車が通らない道を進んでいきます。サイクリングロードというわけでもないけど、車が来ない道はやっぱり快適快適♪
そして、2時ごろ、お目当ての一つ「二軒茶屋」に到着。自転車雑誌に載っていたお店なので、ぜひ寄りたかったのだ~。7593d51f.jpg

←まず目に入る丸ポスト!懐かしい!
店の造りも、いかにも昔のお茶屋さんで、自然と「さあ一服」気分になります。

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    そして名物「二軒茶屋餅」を注文→。
    3個お茶つきで220円は安すぎますよ、あーた。
    食べてびっくり、めちゃんこうまーーーい!!!
    餅はしっとり、あんこはさらり。甘さが上品で、こしあんの舌触りも良く、二人でこれまた感動。3個なんてぺろりと食べてしまった。
おかげ横丁にも出店していることを知り、明日の土産は赤福から急遽変更に…。


甘いものは心を満たします。さあ満たされて走り出します。


途中、予定コースから外れた道に古い町並みを発見。名古屋で言う有松みたいな、旧家を改造したお店やギャラリーの並ぶ路地に迷い込みました。せっかくだから自転車を降りて覗いてみることに。
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→ここは、鰹節屋さん…と、その横に蔵を改造したギャラリーがありまして。陶芸家の作品を展示してたので入ってみました。
蔵の入口になんと明治時代の自転車が飾ってあって、その時間を超えた重厚さ922b77c4jpegにしばし見とれていました。写真を撮ったのですが、暗すぎて何も写らず。残念です。

←蔵を改造した雑貨屋さんの入口。
昔の鯉のぼりが飾ってあったり、レトロなかき氷機が置いてあったり、かわいい。が、これも暗くて写ってないね…。


路地を抜けるとそこはもう伊勢駅。となりゃ外宮はすぐそこ。
前半戦のゴールは目の前、冒険は続く!






強風の中走って走って…、川を超えたあたりで雨粒がぱらつきビビる私。そんなー!遠くには青空が見えるのに!!
からくも雨降りだけは免れているが、どっぷり曇りの寒々しい天気に。そして河口のあたり、さびれた漁業共同組合のビルが建つ寂しげな道に迷い込み、戻ろうとしたとき、「やっぱりブレーキがおかしいっ」とユカイウィングからSOS。走行中にシューがリムに当たってしまい、手で直してもブレーキを引くと戻ってしまうのだ。
…やべーオナゴじゃけん、駆動系は弱かばってんよ。パンク修理キットしか持ってにゃい~。
仕方なくアーレンキーでテキトーにいじってみる。「ここを緩めるとここが動くはずだから…」。寒風吹きすさぶ中、慣れない手つきで悪戦苦闘。
なんとそこに、救世主登場!!こんな寂しい道になぜ…と目を疑うほど、バッチリキメキメのロードマンが颯爽と現れた!そして私と目が合う!(←妄想?)
お兄さん(と言っても絶対年下)は「大丈夫ですか?」と声をかけてくれ、私が「ブレーキがおかしくて。ここを直せばいいかと…」と言うと、どれどれと覗き込み、「あ、そこじゃないですよ」と直そうとしてくれるじゃないですか!そして「あ、声かけといて、工具持ってないや」というお茶目な一面も。そんでもってユカイの持っていたドライバーでちょちょいと直してくれたのです!これには私達二人大感謝!!「ありがとうございます!!!」×2!!その活躍ぶりは、冬ソナで放送機材の配線を直したときのヨン様並み!!
話を聞くと彼はプロではないものの、ちょくちょくレースに出場していて、今日は練習で走っていたのこと。これからパールロードを走って松阪に帰る途中だったらしい。「練習キライなんですけどね」と笑った表情が眩しすぎるぜっ。
真オレンジ色の鮮やかなロードバイクに跨った彼は、爽やかな笑顔を残しまた颯爽と消えていきました。その後ユカイは彼を「パールの君」と呼び、私は密かに心の中で「レーパンはいた王子様」と呼んでいた。
救世主のおかげでたいしたトラブルにもならず、無事自転車の旅を続けることができました。実際、今回の旅行の中でトラブルらしいものはこれ一つきりだった。ありがたい。

そんな幸運にも恵まれ、「なんてツイてるあたしたち♪」気分で冒険はまだまだ続く。

028b712ajpeg着いた!ここが鳥羽!
ラッコやジュゴンで有名な、かの鳥羽水族館の真横に到着。ここが旅立ちの出発点か…(←それは常滑では?)としばし感慨に耽る。

鳥羽には何度も来ている。小さいころ家族やおばあちゃんと来た記憶があるし、小学校の修学旅行でも来た。そのあと確か高校の合宿で賢島に行く途中にも寄り、大学演劇部の合宿でも来た。演劇部の合宿では、伊勢戦国時代村でにゃんまげに会ったこと、そして後輩の伊藤利佳と二人でカニ・イセエビ尽くしのバイキング形式の夕飯を他の部員が去ったあとも最後まで貪っていたことを特に覚えている。なぜかな。

ではさっそくツーリング出発!水族館や真珠島に訪れる観光客の間をすり抜けつつ、まずは二見へと自転車を走らす。

二見への道は、途中歩道のない幅の狭い道路が続くものの、そこを除けば1本道でわかりやすく、そのうち歩道も現れ、概ね快適だった。96fde4f6jpeg

特にトラブルもなく昼前に二見到着。自転車を降りて、有名な夫婦岩へ。
おー!見た見た、これ修学旅行で見た!おんなじだ~。

この二つの岩の間から朝日が昇るのが見えるらしいんですけど(季節は忘れた)、お寝坊な私はチャレンジする気になれません。
夫の岩には小岩がちらほら寄り添っていて、「じゃああれは愛人なのかな」と言ったユカイの想像性にちょっと感動。二人の間から日が昇るとちょうど岩影になってまさに「日陰の女」かな、とか、浪の侵食で妻の岩がなくなるのをじっと待っているんかな、とか、ドラマを感じた。

さて、夫婦岩に着いたあたりから雲行きが怪しくなって来ました。あきらかに青空が小さい。気づけばぶあつい雲が空を覆い始めている。…いやな予感。

夫婦岩を出たら、旅館の立ち並ぶ通りを西へ進みます。ちょうど12時近かったのでこのあたりで昼食をとることになった。が、意外や、旅館はあれど飯屋がない。なのに天気はどんどん下り坂。冬の曇り空に風も吹いて、体が冷えてきてしまいました。あったかいそばとか食べたいんですけど~。
仕方ないので「見つけた最初の店に入ろう!」と決め、入ったところは古民家を店舗にした…旅館兼食事処兼風呂屋?。メニューは「ひなまつり御膳」一つのみ。とりあえず食べれればなんでも!と荷物を降ろし一息つく。

二見ではちょうa4cf04bbjpegど「おひなさまin二見」っていうイベントをやっていて、このお店にもおひなさまが飾ってありました(右写真)。そういや我が家のもそろそろ出さねばなー。

この時点でまだたいして走ってないのに、すでに寒さにやられた二人であった。早く食べてあったまりたいっ。
しかし…出てきた食事が…つ、冷たい↓。c86a4086jpeg
いや、おいしかったんですけどね。ただどれも出来立てじゃないんです~(泣)。揚げ物のエビフライでさえ冷えてて、体はちっとも温まらず。
おっと待てよ、食後にコーヒーがついてるじゃないか!これであったまろう♪!と思ったら、コーヒーはロビーに用意してあって、ここがまた入口からの風が入って寒い…。うーん、思惑外れたり。
あれっすよ、走らざるもの温まるべからず。たいして運動してないのにぬくぬく休憩しようとした私を神が咎めておいでなのでしょう。
とはいえ腹が満たされただけでもボルテージは上昇。さあ漕ぎ出します。


ここからは海沿いまっすぐの舗装路を気持ちよく疾走!の予定が、海に出たところで「……寒うーーい!!!」c47bfd67jpeg
遠く海の上には晴天が見えるのに、頭上には厚い雲、そして海からは強風が容赦なくフリースを吹き抜けて体温を奪っていく。無理無理!すぐにウィンドブレーカーを着込み、再発進。

←かなり見えづらいですが、海(右側)から吹きつける風と戦っている私が写っています。

強風のため時速7kmが精一杯。「試練か、神が与えたもうた試練なのか!?」と自問。日本一霊験あらたかな場所ともなると、すんなりとは近づけないようです。心身鍛えてから来いってことか。

果たして無事お伊勢参りはできるのか!?冒険は続く。

64678437jpeg朝5時半起床。ありえない。5時代なんて夜だっつーの。でも仕方ない、フェリーが出ちゃうんですもの。しかし旅と言うものはやっぱり心が躍るみたいで、早起きが死ぬほど苦手な私にしてはすんなりと目が覚めた。よーし、目指すはお伊勢さん!
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かくして、伊勢神宮へ1泊2日自転車の旅は始まった。


今回の旅の相棒ワンコ・ユカイウィングと二人、車をブーンと飛ばして常滑港へ到着。このころにはすっかり太陽も昇って、うーんいい天気!幸先いいんじゃないの~?
おおあれか、うちらの乗る船は(1b7a25e4jpeg写真奥)!?いやがおうにもテンションが上がる。


船底の壁に自転車をくくりつけたら(実際はおじさんがやってくれる)、2階の客室へ。船内は思ったより断然きれいで快適。
トイレもきれいで、売店もあるし、ごろ寝できるようなスペースもあるし。そういや船に乗るのはハニィポッド打ち上げ旅行以来だなあ。風に頬打たれる感覚がなんだか懐かしい。

←船からの眺め。e01b874ajpeg遠くにセントレアが見えるのです。

                          

    船のおしりからの眺め。さよなら知多半島。→
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←壁にかかってた飾り。額の中にちっちゃいオールや碇などが入っている。いかにも船内らしい。


早起きが効いてきたみたいで、二人してうつらうつら寝てしまった。着いたらすぐ走れるよう体力チャージってことで。



果たして無事伊勢神宮へ辿り着けるのか!?冒険は続く。

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